清閑堂 HOME >> お線香
贈り物をする場合は、お付き合い、かかわり合いの深さを考慮しましょう。当然のことながら予算との兼ね合いもありますので、過度の贈答は相手方にかえって余計な負担をかけることになりかねません。仏事にかかわる贈答は、深く心に響く場合が多いので、一層の心遣いも必要です。香りの良いお線香をお選びください。
不祝儀の包装は、慶事の包装とは異なります。包装には、開封する際に右から開く包装と左から開く包装の2種類があります。右から開く包装は慶事に、左から開く包装は弔辞に用います。贈答お線香は包装で包み、掛紙(かけがみ)をかけてお贈りします。
一般的に掛紙には、表書きと送り主の名前を入れます(例 「御仏前 ○○」)。表書きは、お届けする日と故人が亡くなられた日により変わります。
一般的な表書き
- 「御霊前」
- … 亡くなられてから四十九日まで
- 「御仏前」
- … 亡くなられてから四十九日当日以降
- 「御供」
- … 亡くなられた日に関わらずご使用いただけます
- 「新盆見舞い」
- … 新盆を迎えられるお盆期間にご使用いただけます
- 「御先祖様」、「御先祖様御土産」
- … ご婚礼・慶事にご使用いただけます
連名で書く場合は、バランス的に考えて2、3名が良いでしょう。それ以上の人数になった場合は、「企画部一同」、「同好会有志」などと書きます。そして、別紙を用意し、そちらに個々の氏名を書いて同封します。また、連名の順序は、右から目上の人を書いておきます。