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墓石

宗派別

※五輪塔・・・墓石の一種。空、風、火、水、地輪の五つの部分からなる石塔。

天台宗

墓石正面の頂部に「釈迦如来」もしくは「阿弥陀如来」を表す梵字を刻む。「南無阿弥陀仏」と刻む場合もある。
※五輪塔には上から「空・風・火・水・地」を表す梵字を刻む

真言宗

墓石の頂部に大日如来を表す梵字を刻む。
※五輪塔には上から「空・風・火・水・地」を表す梵字を刻む

浄土宗

墓石正面の頂部に「阿弥陀如来」を表す梵字を刻む。「南無阿弥陀仏」、「倶会一処」と刻む場合もある。
※五輪塔には、上から「南無・阿・弥・陀・仏」と刻む

浄土真宗

墓石正面に「南無阿弥陀仏(南旡阿弥陀仏)」と刻む。「倶会一処」、「○○家総廟」と刻む場合もある。
「○○家先祖代々」は向かって右側面に刻み、その下に続けて法名を刻む。
※五輪塔はあまり歓迎しない

曹洞宗

墓石の頂部に円相という丸い円を刻む。「南無釈迦牟尼仏」と刻む場合もある。
※五輪塔には上から「空・風・火・水・地」と刻む

臨済宗

墓石の頂部に円相という丸い円を刻む。「南無釈迦牟尼仏」と刻む場合もある。
※五輪塔には上から「空・風・火・水・地」と刻む

日蓮宗

墓石正面にヒゲ文字と呼ばれる書体で「南無妙法蓮華経」と刻む。墓石頂部に「妙法」とだけ刻む場合もある。
※五輪塔には上から「妙・法・蓮・華・経」と刻む

神道

墓石には、「○○家奥津(都)城」と刻む。
墓石は仏教の形に似ているが、細長い角柱型で、頂上部は四角錘になっている。神道では焼香を行わないので香炉台は必要ないが、榊を捧げる「八足台」を置く。

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